
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- あなたの話が伝わらない原因
- あなたの話を伝わりやすくするポイント
言葉を伝えるコツについてまとめてみました。
「お前の話はいつもよくわからん」と言われる人に届け! pic.twitter.com/PQhBkuCbsu— ごらり|モノづくり企業の図解師 (@gorizukai) February 23, 2021
今回は、「言葉を伝えるコツ」について解説していきます。
いつも伝わらなくて困っているや、もっと端的にモノゴトを伝えられるようになりたいに!・・・と考えている人にとっては少し学びある記事であることを約束します。
一方、「言葉がいつも伝わる」や、「話し方は完璧」と考えている人にとっては一ミリも参考にならないので、そっと右上の閉じるボタンを押すか、左から右にスワイプしてお戻りください。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう。
もくじ
なぜあなたの会話は伝わらないのか?
あなたの話が伝わらない理由は、おおむね以下のどれかに該当するのではないでしょうか?
- 目的が明確でない
- 主語と述語がない
- 事実と私見の混同
- 一方的に話す
それぞれについて解説していきます。
理由①:目的が明確でない
相手に何か話すときは必ず目的があるはずです。
にも関わらず、相談なのか、報告なのか、意見を伺いたいのかなど、その話の目的が相手に伝わらぬまま会話を進めていませんか?
相手にその意図が伝わらぬまま会話をしていても、伝わりづらくなるのは必然でしょう。
理由②:主語と述語がない
これは良く聞く話ではないでしょうか?
例えば、こんな会話。
- 「◯◯と聞いたんですけど?」→誰から?
- 「◯時に来てもらっていいですか?」→どこにいけばいいの?
主語と述語がなければ、話が伝わりにくくて当然でしょう。
伝えたいことがあるなら必ず、会話に主語と述語は入れるようしましょう。
理由③:事実と私見の混同
こんな会話をしていませんか?



上司がまず求めているのは、事実です。
事実の話をしてから、あなたの考えを伝えましょう。
事実と私見が混同すると、曲がった内容で相手に伝わってしまいます。
理由④:一方的に話す
あなたが伝えたい想いがあることは理解できますが、それは一方的ではないですか?
相手の理解が得られているか確認せず話を進めても、あなたの想いが伝わることはないでしょう。
あなたの言葉を伝えるコツ5つ
それでは、あなたの言葉を届けるためのコツについて見ていきましょう。
- 話すことを事前に整理
- 適切な情報量で
- 結論から話す
- 具体例を織り込む
- 一方的に話さない
コツ①:話すことを事前に整理
相談事があるときなどは特に、スピーディーに話をするのは良いことですが、何を話すか決めていますか?
話をしながら、話す内容を考えたりしていないでしょうか?
そのような話し方をすると、話があっちこっちにに飛んでしまいがちです。
考えを伝えたいときは必ず、事前に何を伝えるべきなのか整理をしたうえで話をしに行くことを心がけましょう。
コツ②:適切な情報量で
重要なことほど伝えたいことが多くなってしまうことは理解できます。
ですが、伝える情報が多くなればなるほど、何が伝えたいかわからなくなるのも事実です。
必ず伝えないといけない話と、そうでない話は切り分けましょう。
伝えたいことがぼやけてしまい、話すべき内容が話せなかったなどということも起きかねません。
コツ③:結論から話す
これは多くの社会人の方は言われていることでしょう。
何でも話をするときは結論から話しましょう。
結論にたどり着くまでにダラダラ話をされても、結局何が言いたいのかわかりません。
必ず、結論から話、その結論に至った理由・背景を肉付けするようしましょう。
コツ④:具体例を織り込む
何かアクションが関わることは必ず、具体的に話をするよう意識をしましょう。
気合や根性の話は不要です。
頼まれた仕事があるなら、「できる限り早く対応します」とか、そんな精神論の話は不要です。
「〇日の〇時を目処に回答します」など、できる限り具体的に話すようしましょう。
具体的な話であればあるほど、相手に伝わりやすくなります。
コツ⑤:一方的に話さない
相手の理解度に合わせて会話をしていますか?
相手と自分の知識量に差があるなら、相手のレベルに合わせた会話をしないと相手には伝わりません。
また、どれだけ話す内容を準備してきても、相手に伝わる内容でないのであれば意味がありません。
相手に伝わって初めて意味を成します。
一方的に話をするのではなく、必ず相手の理解度を図りながら話を進めるようしましょう。
まとめ
今回は「言葉を伝えるコツ」について解説しました。
よく言う話ですが、会話は言葉のキャッチボールです。
相手に届けるボールが大きくなればなるほど、相手はそのボールを取れなくなってしまいます。
適切な情報量で、適切な言葉で相手にボールを投げることが重要です。
相手目線に立って言葉を届けるよう意識しましょう。
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