
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- LINE証券とはどんな証券会社?
- LINE証券ではどんな資産運用ができるの?
- LINE証券はどんな人が使うべき?
- LINE証券で資産運用パフォーマンス
今回は、「LINE証券の概要や特徴」について解説していきます。
「LINE証券についてもそうだけど、そもそも資産運用のことがよくわからない」、そんな方にとっては、学びある記事になります。
その一方、「資産運用はすでにしている」や、「小額投資には興味ない」そんな人にとっては一ミリも参考にならないので、そっと右上の閉じるボタンを押すか、左から右にスワイプしてお戻りください。
なお、「信ぴょう性がねーよ」と言われるのは癪なので一応お伝えしておくと、我が家の資産は33歳の現時点で5千万は優に超えているので、ある程度、信じていただいても良いのかなと思います。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう。
もくじ
LINE証券の概要
会社名 | LINE証券株式会社 |
サイトURL | https://line-sec.co.jp/ |
本社所在地 | 東京都品川区西品川一丁目1番1号住友不動産大崎ガーデンタワー22階 |
設立 | 2018年6月1日 |
代表取締役 | 代表取締役Co-CEO 落合 紀貴 代表取締役Co-CEO 米永 吉和 |
資本金 | 200億円 |
株主 | LINE Financial株式会社:51% 野村ホールディングス株式会社:49% |
LINE証券は、LINE証券株式会社が運営する証券サービスです。
株主は、LINE株式会社の子会社である「LINE Financial」と、野村證券の親会社である「野村ホールディングス」で構成され、LINEの顧客基盤を背景に利用者が増えています。
2019年からサービス提供が開始され、2021年現在の口座開設数は31万口座で、月間国内株式売買代金も980億円超となります。
普段使っている「LINEアプリ」から入出金、取引を行うことが可能で、数百円の少額から投資を始めることができるため、これだけ一気に広まったと言えるでしょう。
それではLINE証券について詳しくみていきましょう。
結論:資産運用を既にしている方は不向き
結論を先に述べておくと、資産運用を積極的に行っている方には不向きですので、該当する方ははそっと、このページを閉じてください・・・
なぜ普段から資産運用されている方にとって不向きと言えるかと言うと、数百円から投資ができるため、誰もが資産運用を始めやすいことは間違いありませんが、あくまで始めやすいだけであって、大きな利益を得ることは難しいと言えるからです。
LINE証券では、購入できる金融商品が限定され、一部のETFと日本株しか売買できないことや、信用取引ができない、スプレッドと呼ばれる取引コストが発生するため、そもそも積極的な取引ができない環境となっているためです。
したがって、積極投資をしたいやされている方は楽天証券やSBI証券などほかの証券口座を利用して資産運用をしましょう。
LINE証券で資産運用を始めるメリット
それでは具体的にLINE証券で資産運用を始めるメリットについて見ていきましょう。
- 買い付け手数料が無料
- 数百円の少額投資で有名企業の株主になれる
- 平日21時まで即時注文が可能
- LINE PayやLINEポイントで購入できる
メリット①:買い付け手数料が無料
株の買い付け時の手数料が無料です。
売り注文をあまりせず、買い増しし続ける人にとってはメリットと言えるでしょう。
当然、売却時には約定代金によって手数料がかかってきますが、売買トータルでも業界最低水準の手数料です。
LINE証券 | 楽天証券 超割コース |
SBI証券 スタンダードプラン |
||||
約定代金 | 買付手数料 | 売却手数料 | 買付手数料 | 売却手数料 | 買付手数料 | 売却手数料 |
5万円以内 | 0円 | 99円 | 55円 | 55円 | 55円 | 55円 |
5万円超、10万円以内 | 176円 | 99円 | 99円 | 99円 | 99円 | |
10万円超、20万円以内 | 198円 | 115円 | 115円 | 115円 | 115円 | |
20万円超、50万円以内 | 484円 | 275円 | 275円 | 275円 | 275円 | |
50万円超、100万円以内 | 869円 | 535円 | 535円 | 535円 | 535円 | |
100万円超、150万円以内 | 1,056円 | 640円 | 640円 | 640円 | 640円 | |
150万円超、3,000万円以内 | 1,661円 | 1013円 | 1013円 | 1013円 | 1013円 | |
3,000万円超 | 1,771円 | 1070円 | 1070円 | 1070円 | 1070円 |
メリット②:数百円の少額投資で有名企業の株主になれる
取引可能な銘柄が約3700銘柄で、国内株や指数連動型上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)など東証に上場しているほとんどの銘柄に投資ができるようになっています。
LINE証券では、1株単位での株式購入や、1口単位でのETF(上場投資信託)の購入が可能で、数百円から投資を行うことも可能です。
通常の購入の場合は、数万円以上のまとまった元手がなければ購入できませんが、LINE証券なら気軽に投資することができます。
メリット③:平日21時まで即時注文が可能
通常、株式市場の取引時間は午前9時から午後15時までとななりますが、LINE証券なら独自の仕組みにより21時まで取引を行うことができます。
また、夜間であっても即時注文や即時約定が可能です。
「昼間は仕事があって取引ができない」という方にとっては、利点と言えます。
メリット④:LINE PayやLINEポイントで購入できる
このブログを読んでいただいている方の多くは、LINEアプリユーザーと思いますが、キャッシュレス決済サービスの「LINE Pay」やポイントサービス「LINEポイント」を利用している方が多いのではないでしょうか?
LINE証券では、LINE PayやLINEポイントを利用して株式購入することが可能です。
「地味にポイント貯まってるけど使い道がない・・・」
そんな人は、ポイントを利用して株式購入してみると良いでしょう。
LINE証券のデメリット
続いてデメリットについて解説します。
- 金融商品が限られている
- NISAやiDeCoは使えない
- 単元未満株(1株)取引はスプレッドが発生
デメリット①:金融商品が限られている
取り扱っている投資商品が楽天証券やSBI証券と比較すると限られています。
これは初心者でも安心して投資ができるようあらかじめ銘柄が選定されているためです。
初めて投資に取り組むことを考えている人にとってはデメリットと感じることはあまりないかもしれませんが、積極投資を考えている方にとっては物足りなさを感じることがあるでしょう。
デメリット②:NISAやiDeCoは使えない
現時点LINE証券は、NISA・つみたてNISAやiDeCo口座の開設ができません。
従って、税金面の優遇が受けることができません。
税制優遇を受けることを最優先に考えている方は、LINE証券での資産運用は避けるべきでしょう。
デメリット③:単元未満株(1株)取引はスプレッドが発生
※LINE証券ページより引用
単元未満株(1株)での取引ができるのはメリットではありますが、スプレッドと呼ばれる取引コストが購入価格に上乗せされます。
このスプレッドが購入価格に上乗せされてしまう分、本来の市場価格よりも少し高い価格で買い付けることになってしまいます。
0.2%~1%なので、そこまで大きなスプレッドが課せられるわけではありませんが、一日に何度も取引をしたいと考えられている方は注意が必要です。
一部資産公開
結論、LINE証券での資産運用は現時点していません。
楽天証券とSBI証券をメインに運用しているので、LINE証券で本格的に資産運用をしていくことはまずありませんが、毎月数万円程度でも運用してみて、その実績を公開していければと考えていますので、乞うご期待ください。
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