
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 目的を持って行動するとどんな未来が待っているのか?
- 目的を持たずに行動するとどんな未来が待っているのか?
- あなたが今向き合うべきことは何か?
「レンガ職人の話」をまとめました。仕事への向き合い方ひとつで10年後の姿が大きく変わるかもしれませんね。 pic.twitter.com/oDmQe6HiPw
— ごらり (@gorizukai) February 22, 2021
今回は、「人生を好転させるための目的の持ち方」について、多くの方がご存知の「三人のレンガ職人」の物語を題材に解説していきます。
「人生の目的を持ってなくて辛い」や、「目的を持つべき意味がわからない」と考えている人にとっては学びある記事であることをお約束します。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう。
もくじ
目的意識を持つことの重要性
あなたの周りにいる優秀な人は仕事に対してどのような意識で取り組んでいそうか、少し考えてみてください。
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当然、必ずしもそうであるとは限りませんが、多くの優秀な方は、「目的意識」を持ち、日々生活しているのではないでしょうか?
例えば、こんな目的意識を持って生活しているかもしれません。
- いち早く店長になりたいから今は我慢と思い昼夜問わず働いている
- 将来経営者になりたいから今は我慢と思い不得意なことにもチャレンジしている
- 将来、世界中を旅したいから語学の勉強をしている
その一方、多くの方はこんなことを思いながら仕事をしているかもしれません。
- とりあえず言われたことだけこなしておこう
- 目先の給料だけ入ればいいや
- 自分が指示受けたこと以外はやらない
何が正解か?問われると、答えることが非常に難しいですが、「どちらのタイプの方が、将来が明るいと思えるか?」と問われると一目瞭然ではないでしょうか?
仕事に対しての取り組み方であなたの将来の姿が大きく変わります。
ここからはイソップ童話で有名な「レンガ職人」の話を例に「目的を持つことの重要性」について見ていきましょう。

3人のレンガ職人の物語
誰もが一度は耳にしたことがあるかと思いますが、「断片的に知っている」という人が多いと思うので、こちらを一度読んでみてください。
ある旅人が町を歩いていると、1人の男が道の脇で難しそうな顔をしながらレンガを積んでいました。
旅人は、その男のそばに立ち止まってたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日、雨の日も強い風の日も、暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか、まったくついてない」
旅人は、その男に「大変ですね」となぐさめの言葉を残して歩き続けました。
しばらく行くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。
しかし、その男は、先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。
そこで、また旅人はたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男はこう答えました。
「オレはね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね」
旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。
すると、意外な言葉が返ってきました。
「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから、大変だなんて言ったらバチが当たるよ」
旅人は、その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。
さらにもう少し歩くと、別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでいました。
旅人は興味深くたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男は目を輝かせてこう答えました。
「ああ、オレたちのことかい? オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ」
旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。すると男は、楽しそうにこう返してきました。
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ! 素晴らしいだろう!」
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、元気いっぱいに歩き始めました。
引用:イソップ童話
あなたの仕事への向き合い方はどのタイプですか?
一人目
これは明らかに、「やらされ仕事」をしているタイプですね。
目的意識なく、その日暮らしをしているイメージでしょう。
二人目
目の前にある事しか見ていない、「仕事は生活のため」と考えているタイプですね。
一先ず生活費を稼ぎ、何となく流されるまま昇給すればいいや、と考えているイメージですね。
三人目
今の姿だけでなく、「未来を見据えている」タイプですね。
将来大化けしそうなイメージです。
3人のレンガ職人のその後の物語
では、それぞれの職人後が10年後どんな姿になっていたか見ていきましょう。
一人目の10年後の姿
思っていた通り何も変わらず、いつまで経っても作業をし続けていますね。
二人目の10年後の姿
お金を稼ぐと言う目的があったので、昇給は順調にして言うようですが、その代わりに危険作業を伴うようになってしまったようですね。
三人目の10年後の姿
大聖堂を作れただけでなく、弟子も従えているようですね。
仕事への取り組み方ひとつで、こんなにも将来の姿が変わるんですね。

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3人のレンガ職人のように目的意識の差で人生が変わる
さて、改めて三人の職人の話を振り返ってみましょう。
一人目は作業としてのレンガ積みであり、二人目は生きるためのレンガ積み。
三人目は名誉や大義のために行っているレンガ積み。
それぞれの職人は何が違ったかわかりますでしょうか?
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そう、仕事に取り組む「目的」に大きな違いがあります。
要は何を目的としているかによって、到達する場所が変わるということですね。
あなたの人生もそうではないでしょうか?
小さい頃に夢中だったことを少し思い返してみてください。
何かに夢中になった時は、作業として淡々とこなしたりお金のために何かをするのではなく、大きな目標・目的に向かって進んでいるのではないでしょうか?
- サッカー選手になるために、リフティングの練習を毎日する
- ケーキ屋さんになりたいから、お菓子作りを頑張る
- お医者さんになりたいから勉強する
あなたが自分の人生を変えたいなら、目的を明確にすることが大事です。

あなたは仕事にどんなスタンスで向き合っていますか?
一人目
言われたことを淡々とこなしています。
二人目
家族を養うために働いています。
三人目
将来、日本を代表する経営者になるために働いています。
3人のレンガ職人まとめ
あなたは将来どんな姿になっていたいですか?
今あなたが選択している行動が、将来の自分の姿を決めます。
あなたがもし、今よりも良い状況を望んでいるなら、仕事への向き合い方を少し変えてみてはいかがでしょうか?
今の職場で、仕事への向き合い方を変えるもよし。
今の仕事にやりがいを感じられないなら、働く場所を変えるもよし。
せっかく仕事をするなら、なにか明確な「目的」をもって仕事に取り組みたいですね。
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